新作「Era Vulgaris」リリース間近のガレージ・パンクスQOTSAが、アルバム発売後のUSツアーで「これまであまり回ったところのない街でライヴをやる」計画を立てているらしい(Billboard)。日本でも海外バンドのツアーは東名阪など大都市部に限られることが多いが、アメリカでもその状況は同様。そのアンバランスさを解消するための一種の「ドサ回り」というわけだらしいが、次の北米ツアーでまだプレイしたことのない街を回る予定のホワイト・ストライプスのアイデアをいただいたんじゃって気も??
インターナショナル・アイドルことジャスティン・ティンバーレイクが米インタースコープとの合同ヴェンチャーとしてスタートさせた注目の新レーベル=Tennman Recordsの第一弾アーティストが発表された。エスミー・デンターズなる名前のこの女性歌手は、YouTubeで発表した一連の自作のプロモーション・ビデオ(ビヨンセやナタリー・インブルーリアのカヴァーを披露)がこれまでに聴視回数2,100万ヒットを記録したいわば「ネット・シンデレラ」で、「American Idol」に夢中の今のアメリカに流れる誰でもスターになれる・・・というイマジネーションをがっちり掴んだ模様。にしても、みんなほんとにYouTube好きなんですね。
やんちゃなオーストラリア発ティーン・バンド=ノイズ・アディクトを経てソロに転向したベン・リーが、6作目の新作「Ripe」を今年9月にリリースする、とBillboardが伝えている。この作品にはマンディ・ムーア、グッド・シャーロットのベンジー・マデン、ルーニーのメンバー、ニッケル・クリークのサラ・ワトキンス、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの名手ベンモント・テンチら幅広い顔ぶれが参加・・・って、すごくハリウッド臭い気もするけどどうなんでしょ。また、ベン・リーのキャリアを振り返るドキュメンタリー映画も制作されているそうで(アメリカでのプレミア公開は来年の映画祭シーズンが予定されている)、サーストン・ムーア、リズ・フェアー、マイク・ワット、ウィノナ・ライダー、クレア・デーンズらのインタヴューが収録される予定とか。エヴァン・ダンドゥも、もちろん登場するよね?
ニュー・アルバム「Sky Blue Sky」を発表したばかりのアメリカン・ロックの雄ウィルコが、公式ホーム・ページを通じてテレビCMへの楽曲提供の決断に至った背景を説明している。これは自動車会社フォルクスワーゲンのシリーズCMに「You AreMy Face」「Sky Blue Sky」他の使用を許諾したもので、今後3、4曲が順次CMソングとして流れるとか。バンド側はこれまでも映画やテレビ番組、コマーシャルへの楽曲提供はスタッフ内で検討されてきた事項であり、現在のアメリカの商業ラジオ局で(ウィルコを含む)バンドの曲がなかなかOAされない現状を鑑みて、音楽をマスに発信するためのツールのひとつとして、CMというメディアを捉えることにした・・・とのこと。もちろんCM使用料はスポンサーから受け取るそうで、許諾の理由のひとつ(?)として「メンバーの何人かは実際フォルクスワーゲン製の車に乗っている」としているところが、ちょっと微笑ましいっす。バンドは、これまでにもアップル社のキャンペーンにジェフ・トウィーディーが登場したり、スペインの携帯電話会社のCMに楽曲を提供したことがある、とこれが初の試みではない点を強調しているが、ファンへの波紋は大きく、相当ネガティヴな批判もネット上に登場しているとか。「The OC」「Grey's Anatomy」などテレビ・ドラマの挿入歌から生まれたヒット曲/アーティスト・ブレイク=メディア・クロスオーヴァー現象は今や珍しい話ではないし、楽曲露出の場として多くのバンドが活用しているとも言える。しかし商業コマーシャルとなると、さすがに精錬潔癖なUSインディ・ミュージック・ファン達が黙っちゃいないようですな・・・アメリカのみなさん、海外ではデヴェンドラ・バンハートやゴシップの楽曲がCMに使用されてたのはご存知ですか~?
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