音楽映画の歴史に残る傑作「This is Spinal Tap」(84年)のスパイナル・タップが、7月7日世界7ヶ所で開催されるLive Earth(地球温暖化に対するアクションと啓発を目指すチャリティ・イベント)のロンドン版で、久々に再結成する。オリジナル・メンバーが全員揃うそうで、監督ロブ・ライナーも再結成声明文がわりの短編を製作したというから、タップ・マニアは大喜びですな。
音楽映画というともっと真面目で歴史的価値のあるもの(「ラスト・ワルツ」「ドント・ルック・バック」など)が尊ばれる傾向の強い日本では、いまひとつ知名度が低いスパイナル・タップ。しかし、「架空のバンドの架空のドキュメンタリー」というラトルズ的アイデアを推し進め、ブリティッシュ・ハード・ロックを徹底的に茶化してみせた手腕は何度観ても笑えるし、「ウェインズ・ワールド」や「スクール・オブ・ロック」が好きな人なら、観て損はないと思う。「Office」「Extras」で近年世界的に人気のコメディアン/俳優リッキー・ジャーヴェイスも「クリストファー・ゲストとスパイナル・タップから影響された」と認めていたけど、これを機に若い音楽ファンが「This is~」を観てくれたらいいんだけどね。
ちなみに、リアム・ギャラガーはスパイナル・タップが実在のバンドだと長らく信じていたそうです・・・おいおい!
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