アップルのスティーヴ・ジョブズが今後iTunesで発売される音源からDRMがすべて取り除かれることをアナウンス。これまで一部の作品にDRMの規制がかかっていましたが、いよいよレコード・レーベル各社も時代の趨勢に逆らえなくなったようです。また1曲ごとの単価が一律ではなく3オプションに変わるそうで(人気のあるトラックは高いみたいですね)、システムの変動がありそうです。日本の価格構成はどうなるのかな?
と何やら物騒な見出しですが、アメリカで審議されている印税額を巡る攻防次第ではiTunesを閉鎖するのも厭わない、とアップル側が強固な姿勢を見せている模様。支払い印税額のパーセンテージを上げるよう要請されているものの、それではビジネスが成り立たない、というのがアップル側の論。果たしてどうなりますか。
全世界のデジタル音楽セールスで7割以上のシェアを誇る人気のオンライン・ストア=iTunesに対し、大手ユニバーサル・ミュージック・グループが向こう2年間のライセンス契約を更新する代りに、短期契約を提案しようとしている・・・として話題になっている。アップル側がこの提案を飲めば、たとえばUMGの系列レーベルのカタログ作品がすべてiTunesストアから撤収される可能性もないわけではなく、人気作品を多く抱えるレーベルだけに、その波紋は様々なところに伝播しそう。このUMGのラディカルな動きの背景として、Billboard.com他業界筋はiTuensの価格設定に対するレーベル側の不満、そして新たにスタートするのではと噂されている大手Amazon.comによるデジタル音楽ストアの存在があるのでは?としている。
先週、アメリカ国内で大きな注目を集めているiPhoneを発売したばかりのアップルだが、デジタル・ミュージック・ストア=iTunesが、2007年上期のアメリカ国内音楽作品売り上げで9.8%のシェアを達成、ターゲット、アマゾン、サム・グッディを始めとする大手小売店を抜いたそう。上位にはまだウォルマートやベスト・バイら強豪が並んでいるが、この分だと来年あたりには売り上げトップの座に付くかも?
Billboard.comによれば、米アップル社のデジタル音楽ストア最大手iTunesが、新たな独占企画をスタートさせたとのこと。これは外国語(非英語ってことになるんでしょうね)で歌われる音楽を幅広くプロモートしようという意図のもと始まる企画で、題して「Foreign Exchange」。異なる2つの国出身の2アーティストに、お互いの楽曲の歌詞を母国語に訳したカヴァー・ヴァージョンを作ってもらうというのがコンセプトで、第1回目として実現するのはドイツのエレクトロニカ・アクトWirsind Heldenと+44(元Blink-182のメンバーのプロジェクト)によるカヴァー合戦の予定で、この楽曲はiTunesを通じてのみ購入できる。
米アップルのiTunesストアに、DRM(デジタル著作権管理)処理を施さない音楽ファイルを発売するプレミアム・サービス=iTunes Plusが登場する。現在のiTunesでやり取りされているファイルがDRM付き/128kbps/1曲$1(米)であるのに対し、~PlusはDRM制限なし/256kbps/1曲$1.29。音質もぐっと向上するため、こだわり音楽ファンから歓迎されるサービスになりそうだが、レコード会社はどう対応する?ちなみに、このプロジェクトに現在参加しているメジャー音楽会社は英EMIのみで、アップル側はインディ・レーベルにもiTuens Plusへの参入を呼びかけているとか。
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